コントラストが逆(?)の欧文フォント

大抵の欧文フォントは大文字「N」の縦線と斜め線で太さの差をつける場合、縦線が細く斜め線が太いものになっている。

今回、大文字「N」の斜め線が細くなっているサンセリフの欧文フォントを探したのだが、なかなか見つからずに苦労した。イメージとしては以下のような書体である(これは太さの差が極端に強調してあるが)。

「N」の縦線が細く斜め線が太いというのはタイポグラフィの基本ルールなのか、いざ探してみるとその逆を採用しているフォントが案外ない。ちなみに、書体における「縦線の太さに対する横線の太さの比」のことをコントラストと呼ぶらしいが、この場合はコントラストが逆とでも言うのだろうか? それともマイナス?

なんとか見つけた書体を以下に並べたが、見落としている書体がある可能性も大きいので、情報求む。

Tipemite Regular


探した中では最もバランスがよい。「N」の斜め線がもう少し細ければベストだった。45ドルで買える。

MIRAGE


「N」はやや左の縦線が太いのが特徴。国産で商用利用は2000円。

自分のイメージに近かったのは上記2つ。以下は探す過程で見つけたものだが、イメージからは遠かった。

Cinematic Language Font

こちらも「N」の左縦線が太く、さらに右縦線が細い。

Roblefont

確かに「N」の斜め線が細いのだが、セリフがある。

Bedric's Worth Font

これもセリフがある。

Gavetica Font

全体的に細い。

Acne Font

何かが違う。