写真とイラストでさまざまな「魔窟」を紹介していた不定期連載(?)企画。全6回+α。
- 第1回 日下三蔵邸・書庫編(2008年7月号/301号 pp.108-111)
- 第2回 日下三蔵邸・自宅編(2008年8月号/302号 pp.84-87)
- ミステリ書評家が原稿を執筆する姿勢を問われる時!の巻
- 第3回 細谷正充邸(2008年10月号/304号 pp.24-28)
- 四十過ぎたら“魔窟”じゃダメでしょ。勝ち組書評家に訊く蔵書整理の秘訣!
- 第4回 小飼弾氏の本棚(2009年3月号/309号 pp.22-25)
- タワーマンション最上階リビングの壁一面を本棚にした男
- 第5回 桜庭一樹氏の本棚(2009年4月号/310号 pp.16-19)
- 第6回 山本弘の仕事部屋(2010年3月号/321号 pp.66-69)
- 論理の隙間には付箋、本棚の隙間には怪獣とロボと美少女だ!
- 特集=世界の魔窟からスペシャル(2010年10月号/328号 pp.4-23)
山本弘氏の回では、『地球移動作戦』執筆のため地球を動かす物理計算を記したノートが紹介されているのが興味深かったが、誌面に掲載された写真は不鮮明なのが残念。なお、このときの科学設定の苦労については、当時の野尻ボードで多少うかがうことができる(その後に小飼弾氏の番組内で、さすがに面倒なので月を動かす計算については省略したとの発言があった)。
『本の雑誌』なので書斎紹介記事はこの他にも色々とあると思うのだが、とりあえず知っているものだけ以下にまとめておく。
- 特集=絶景書斎を巡る旅!(2014年7月号/373号 pp.1-31)
- 特集=本を処分する100の方法!(2015年3月号/381号 pp.12-38)
- 北原尚彦「魔窟のベスト10 分け入っても分け入っても本の山」(2016年10月号/400号 pp.22-23)
喜国雅彦〈本棚探偵〉シリーズを読んだ際にも思ったことだが、なんといっても日下三蔵邸のイカレ具合が凄まじい(追記:こちらの画像やこちらの画像も参考)。