ちょっと事情があってヒトデについて調べていた。
予備知識がほぼゼロなので、ヒトデとナマコとウニが仲間(棘皮動物)だとか、胃を外に出して貝を消化するとか、自切して再生したり、真っ二つになってもそこから2匹に増える奴がいるとか(『エヴァ』のイスラフェルを連想……)、色々と面白い。
その姿のおもしろさから水族館の人気者となったりする例はあるが、実利的な意味ではほとんど役に立つ例はない。
ヒトデ - Wikipedia
とバッサリ書かれていたのには笑った。確かにその姿かたちは皆が知っていても、基本的に食用にならないし、派手な動きをするわけでもないので、あまり話題にならない生物なのかもしれない。
ネットを巡っていたらこんな話を見つけたのでクリップ。単為生殖で繁殖するヒトデの話。
たとえば、受精の必要がない単為生殖をするくせに、発生段階から判断して、グアムの野外集団の個体(すべてメス)が同日の同じ時間に一斉に産卵したことである。そこから実験室に移動させて飼育していた個体までシンクロしていたのは驚異的であった。
単為生殖の話 parthenogenesis revisited : beachmollusc ひむかのハマグリ
たぶんオスもいるのだろうが、見つかっていないらしい。興味深い。
おまけ
ヒトデの放精動画があった。見事なまでに立っている。
参考
- みやけエコネット - R-4(上の動画の詳細)
- 富戸の赤い雪(放卵についても)