プラグインとは、機能を拡張するものだと覚えておけばよい。ここは LightWave(の64bit版)で自分が気になったプラグインを見つけたら並べておくページ(随時更新)。のちに独立した記事で詳しく紹介するものもあるかもしれないが、とりあえずメモ代わりに並べておく。使ったことのないものもあるので、説明書きの正確性は保証しない。間違いや不足があればご指摘を。
プラグインのインストール方法
配布元から自分の環境に合ったものをダウンロードし、「.p」や「.ls」や「.lsc」という拡張子のファイルがあるはずなので、そのファイルをコピーする。
次に LightWave のプラグインフォルダを開く。たとえば v9.6 だと「C:\LightWave_9_64\Plugins」、v2015 では「C:\Program Files\NewTek\LightWave_2015.3J\support\plugins」などの場所にある(Windowsの場合)。
先ほどコピーしたファイルをプラグインフォルダ内の適当な場所へ貼り付ける。LightWave では追加プラグインのファイルをこのフォルダ内に入れていくのだが、色々と入れると後になってゴチャゴチャしてくる。そこで自分はバックアップの利便性も考え、「add」と名づけたフォルダを作り、その中に追加するプラグインをすべて入れている。
LightWave を起動し(Modeler か Layout かは問わず)、[ユーティリティ]>[プラグイン]>[プラグイン追加]から、先ほどフォルダにコピペしたプラグインファイルを選択し、[開く]で追加できる。
もしメニューに追加したプラグインの項目が出なければ、[編集]>[メニュー編集]の検索ボックスで追加したプラグイン名を検索してみる。きちんと追加されていれば左の欄に出てくるので、それを右に並んだメニュー項目の好みの位置へドラッグして配置すると、その位置に表示される。以下も参考。
プラグインの追加が終わったら LightWave を再起動しておくことで、追加したプラグインがきちんと設定される。念のために元ファイルは別の場所にとっておくこと。
Modeler プラグイン
Load Objects From Scene
指定したシーンファイル(LWS)のオブジェクトを、シーン上の座標系で一括して Modeler に読み込む。各アイテムはレイヤーに。これを使えば Layout で各パーツを移動して配置を決めたものを、そのまま Modeler に持ってきて1つのファイルにできる。Modeler からプラグインを起動するとファイル選択パネルが表示されるので、読み込むオブジェクトがあるシーンファイルを選択して、「開く」ボタンを押す。このとき、シーンで使うLWOファイルの入ったフォルダをコンテントディレクトリ最上層に置いておかないと読み込まないので注意。
(追記)v2015やv2018でうまく動作してくれないという報告を見つけた。そういった場合は一度 Layout にてシーンを開き、[ファイル(File)]>[出力(Export)]>[LW9.2形式でシーンを保存(Save 9.2 Scene)]もしくは[LW6.0形式でシーンを保存(Save 6.0 Scene)]したものにすれば読み込める。
Scene2Modeler
これも、シーンのすべての(もしくは選択した)オブジェクトを Modeler に読み込むプラグイン。2つのスクリプトからなり、まず Layout で「scene2modeler_layout.ls」を実行したのち、Modeler に移って「scene2modeler_modeler.ls」を実行する。
Import CSV XYZ
Excel 等で使われるCSVファイル形式になった座標データ (X, Y, Z) からポイントを作成する。3つの列にX、Y、Zそれぞれの座標値が入ったCSVファイルを読み込むと、そこにポイントが生成される。数値の単位はメートルとして読み込まれる。
EdgeRelax
選択した三角ポリゴンの分割を最適化(綺麗に整えてくれる)。
MergeTrigonsX
隣接する三角ポリゴンを連結して4角ポリゴンへ変換。三角分割してしまったポリゴンを元に戻したりできる。現在では標準機能の[構造(Construct)]タブ>[減少(Reduce)]>[三角ポリ結合(Merge Triangles)]でも同じことができる。
ef Toggle LinesCurves
曲線を線ポリゴン(2頂点ポリゴン)へ、線ポリゴンを曲線へと切り替えられる。標準搭載プラグインの「Curve To Polygon」([ユーティリティ]タブ>[プラグイン]>[追加プラグイン])は曲線を線ポリゴン化するだけだが、これだとその逆もできる。
qemLOSS3
- qemLOSS3 - Lightwave Plugin (Internet Archive)
- LightWave Assets : Plugins - qemLOSS3
- ポリゴンを減らす方法。#lightwave3D | 絵を描いてみる
- Lightwaveプラグイン:qemLOSS3 | PERKUP
UVマップやウェイトマップなどを保持したままでポリゴンを削減できる。削減量は百分率で指定し、結果は別レイヤーに生成される。LightWave 2015 から搭載されている「ポリゴン減少+ (Reduce-Polygons+)」という機能は、このプラグインを公式に組み込んだもの。でもマニュアルには「qemLOSS2」とあって、なぜか3ではないようなのだが。
Decimate2
画面でプレビュー確認しながらポリゴンを削減できる。古いプラグインなので使えるかは不明。
LWRemodeler
MakePoly3PO
選択されている3つのポイントから4つ目のポイントを追加して四角ポリゴンを作成する。
SymmXMirror
ポリゴンメッシュの-X側を削除し、そこに+X側を鏡像コピーしてポイントを結合する。手作業で左右対称にする手順を自動化できる。
WeldStrip
RT Smooth
- Thank_You_Plugins.zip - Google ドライブ - サブフォルダ「Thank_You_Tama」の中にある。
- LightwavePlugin・・・RT Smooth | PERKUP
ポリゴンを滑らかにする。部分的な選択も可能。
RealtimeSmooth
標準搭載の[スムース(Smooth)]機能の拡張版。影響具合を見ながらポリゴンを滑らかにしたり、逆にジッター(凹凸)を増大させることも可能。
TrueFillet
ポリゴンの角・頂点を丸める。
JettoFillet
ポリゴンの角を丸める。
以下は標準のラウンダー(Rounder)ツールとの比較動画。最初は普通にラウンダーで角を丸めて、変になった角部分は別のプラグイン「RT Smooth」で修正している。次は「JettoFillet」で角丸のポリゴンを作成して高さをつけ、エッジに面取り(Chamfer)ツールを複数回実行し、綺麗な丸みを形成。
JettoBevel
複数ポリゴンをひとまとめのグループにしてベベルできる。断面形状の選択も可能。LightWave v11 以降は「LW11_Compatible.zip」を選ぶこと。
MG Ultimate Clone
背景レイヤーで表示したオブジェクトを、前景レイヤーの選択したポリゴンやポイントと交わるように複数コピーする。複製時の大きさや回転、軸やポリゴン(ポイント)法線に対する整列の度合いをランダムにできる。また、単にメッシュに対する割合を指定しての複製もできる。
Clone+
別オブジェクトのポリゴン上にオブジェクトをコピーする。複製を拡大縮小やランダム回転させることもできる。
なお、v11.5から標準搭載された機能「メッシュ配置」([マルチ加工]>[複製]>[メッシュ配置])で、似たようなことができるようになった。
Random Allocator
- Random allocator - LWITA.com - LightWave 3D Italia
- works - DanieleFederico_ (Internet Archive、DL不可だが上にあるのと同じものだと思われる)
- LightWave Assets : Plugins - Random Allocator
オブジェクトをランダムに別オブジェクトへ複製配置する。その位置、回転、スケールをずらすことも可能。
DF_Sculpt_Tool
- works - DanieleFederico_ (Internet Archive、DL可)
- LightWave Assets : Plugins - DFSculptTool
- SpinQuad LightWave 3D Community - A present for LW community:DF_Sculpt_Tool v1.0 (Internet Archive)
- DF_Sculpt_Tool - NewTek Discussions
スカルプトができるプラグイン。64bitで使えるかは不明。
Torus+
- Torus+ - artssphere.com
- Toroid: native? Cuz.... - NewTek Discussions
- LightWave Assets : Plugins - Torus+
トーラス形状を作成する標準機能[トーロイド(Toroid)]の拡張版。UVマップも作成。v2.1からは螺旋や渦巻き形状も作成可能に。
Radial Array Packed
オブジェクトを放射状に配列して複製する。フィボナッチ数列による配列もできるため、螺旋状に並んだヒマワリの種など、植物のモデリングにも使える(このへん、学術的により詳しくは近藤滋氏の解説を参照)。
TRUSS!2
- Index of /CYAN (Internet Archive、DL不可)
- Thank_You_Plugins.zip - Google ドライブ - サブフォルダ「Thank_You_Koki_Morioka」にある。
- LightWave Assets : Plugins - Truss2
オブジェクトからトラス構造を簡単に作成できる。側面のポリゴン分割数を指定して、オブジェクトのエッジ部分にトラスが、頂点部分にジョイント(球)が生成される(生成の有無は選択可能)。作者は日本人の森岡弘樹(Koki Morioka)氏で、海外のユーザーは無料、日本人ユーザーは7日間の試用期間後に2000円を支払えば継続使用可能となっていた。しかし2014年夏頃(?)に配布サイトが消失。英語圏のユーザーも困っているようだ。
自分は2014年の春にダウンロードしており、2015年に入ってから使う機会があったので、ぜひ支払いたいとメール連絡したがエラーとなって届かなかった。とりあえず今は制限無しの海外ユーザー用を使っているが、作者の森岡氏がもしこれを読んでいたらぜひ新たな連絡先を教えていただきたい。二次配布に関しては同梱の文書に何も記載がないため不明だが、Erikals 氏が海外ユーザー用を上のリンク先に上げてくれているのを見つけた。
Align And Distribute
複数オブジェクトまたは複数レイヤーを整列させる。オブジェクト選択は不要で、操作はパネルのボタンを押すだけ。Illustrator や Photoshop の整列配置機能の3D版。
修正版(Modified version)を使う場合、ロゴ画像がないために起動しないので、LScriptファイル(.ls)をメモ帳などのテキストエディタで開いて編集する必要がある。
BuildRequester //BEGIN { reqbegin("Align & Distribute"); reqsize(240,344); ctl_logo = ctlimage("awAlignAndDistribute.tga");
上に記した部分(637行目?)を見つけて、「ctl_logo = ctlimage("awAlignAndDistribute.tga");」という箇所を削除して保存したものを使えば起動するようになる。
Px_SqArray
ガイド線を使って矩形領域に整列複製配置できる。
Random Select
ポイントやポリゴンを指定した割合でランダムに選択。
Random Rotate Each Poly
複数の選択ポリゴンをランダムに回転させる。
Cable
選択したポイントを結ぶケーブルを生成。設定により垂れ下がり具合や複数作る場合のランダムさなども調整できる。
Extrude+
通常の「押出し」機能の拡張版のようなプラグイン。凸凹したチューブ(蛇腹ホース)などが簡単に作成できる。ただし実行中はビューの視点操作ができないので、あらかじめ全画面にして、なおかつ[Pipe Mode]を使う場合は断面が確認できるようにしておいたほうがよい。
PX_Bezier
- Px_Bezier 014 調子に乗って更新 | PICTRIX BetaBox (Internet Archive)
- LW Px_BezierWindows 64-bit LW9.x ->忘れてた | PICTRIX BetaBox (Internet Archive) - 64bit版。
- メモ帳 PX_Bezier
- PX_Bezier おぼえがっき | PERKUP
ベジェで曲線を作成し、そこからベルトやチューブ、縄などが作れる。三つ編みや電話機のカールコードなども。
HairBlade
- プラグイン小屋 - D-Creation
- LightWave Assets : Plugins - HairBlade
- LightWaveで二次元キャラ系人物モデリング奮闘記 ―続・髪の毛 HairBlade編― – Remove Before Flight
本来はキャラクターの髪の房などを作成するためのものだが、編んだロープ状のオブジェクトも作成できる。Newtek のプラグインページでは32bit版のみと表示されているが64bit版もあり、v2015でも動く。
Rope Editor Plus
ロープ状の編んだオブジェクトを作成できる有償プラグイン。Newtek のプラグインページでは32bit版のみと表示されているが、64bit版と非公式のMac版も存在するようだ(参考1、参考2)。
Puttygon
ポリゴンの穴を埋めてくれる(ポリゴンに囲まれている箇所のみ)。穴埋めしたい部分のみを選択して実行することも可能。連続したポリゴンが消えてできた穴の場合、ポリゴンは1枚で全体を塞ぐように生成されてしまうので注意。また、裏返ったり不正なポリゴン(法線を得られない)ができる場合もある。
PX_C_Bend
- C_Bend
- LW Px_C_BendWindows 64-bit LW9.x -> | PICTRIX BetaBox (Internet Archive) - 64bit版。
- LightWave Assets : Plugins - CBend
前景レイヤーのオブジェクトを背景レイヤーの曲線の形に曲げる。
トラス作成補助ツール
PICTRIX で配布されているプラグイン6つ。
以下はそのうち「Tube_Point_Chain」の使用例。並んだポイントを選択してそこからチューブを生成する。これはとても使える。
以下では事前に別のプラグイン「JettoFillet」を使ってチューブの曲がり角のカーブを調整している。
以下でも同様のやり方で、折れ曲がる壁の形状に沿ったパイプを作成している。
NexonStair / NexonSpiralStair
階段・螺旋階段生成プラグイン。
MK SpiralStaircase
イタリアのユーザーによる螺旋階段生成プラグイン。
チューブ状の手すりの生成や、手すりの代わりに螺旋状のスプライン曲線を生成することも可能。各部ごとにサーフェイス名も生成してくれ、生成したポリゴン全体にパーツ名も付けられる。
以下は英語版(MK_SpiralStaircase.lsc)のパネル項目の和訳。
- Stair Parameter(階段パラメータ)
- Handrail(手すり)
- Diameter(直径)
- Sides(側面の頂点数)
- Offset Y(手すり高)
- Offset R(階段内外径からの距離)
- Poly(ポリゴン): None(なし)/Ext.Int.(内+外周)/External(外周)/Internal(内周)
- Spline(スプライン曲線): None(なし)/Ext.Int.(内+外周)/External(外周)/Internal(内周)
- Surface Names(サーフェイス名)
- Rise(蹴上げ)
- Tread(踏面)
- Intrados(弧面)
- Loft Link(床との接合部)
- Handrail(手すり)
- Spline Handrail(スプラインの手すり曲線)
- Polygons Name(ポリゴン名)
- Part(パーツ名)
まずは螺旋階段の位置を設定する。ポイントが2点以上選択されていれば、最初のポイントが階段の中心(x,y,z)、第2のポイントが階段の回転し始める中心となる。3点目以降については無視される。ポイントが選択されていなければ、階段は原点(0,0,0)に生成される。
なお、パーツ名というのはサーフェイス名とは別物。普段は[詳細]タブ>[パーツ]>[パーツ作成]から作成できる。パーツ名をつけておくと[詳細]タブ>[パーツ]>[パーツ選択]ボタンか、または[状態 (Statistics)]パネルの「Part」欄から選択できる。ここでは階段・手すりを含めた毎回の生成物全体がひとつのパーツにされる。
Cobbleclone
石畳生成プラグイン。
- LightWave Assets : Plugins - Cobbleclone
- http://www.iceking.org/files/Lightwave_tools&tutorials/Cobclone1beta.zip - β5のZIPで、中に Readme ファイルやコンテンツが入っている。
- cobblestone plugin, free beta please test! - NewTek Discussions - 別ユーザが v2015 で動作するように更新してくれた LScript ファイルがダウンロードできる。上のβ5を落としたのち、フォルダ内の.lscファイルをこちらのものに置き換えるとよい。
Nipponites Mirabilis
パターンを持つチューブを生成できるので、畝状の隆起がある角(つの)が簡単に作れる。
Legoizer
オブジェクトをレゴブロックの構造へ変換する。
LineXLine
2つの線の交点にポイントを生成。トラス作るときに使えるかも?
Symmetry Stuff
オブジェクトを半分、4分の1、8分の1に分割し、選択、削除、または鏡面コピーする。
Px_Navel
- LW Px_Navel 002 | PICTRIX BetaBox (Internet Archive)
- LW Px_NavelWindows 64-bit LW9.x -> | PICTRIX BetaBox (Internet Archive)
- LW Px_NavelMac OS X 32/64bit-Intel | PICTRIX BetaBox (Internet Archive)
ポリゴンにへそを作成する。
MF Circlify
選択したポリゴンから円を作成。標準機能の[アンタングル(Untangle)]ツールだと1枚ポリゴンにしなければならないが、こちらはその必要がないらしい。
Polygon Islands
- Stranded on an island – MentalFish
- Scaling individual "islands" of polygons? - NewTek Discussions
- Petter Sundnes 2018年11月9日 20:43 - LightWave3D Support Group
同じレイヤーにあるパーツを複数まとめて拡縮・回転・変形させられる。
QWrinkle
選択されたエッジを切り開いて溝を掘る(or 盛り上げる)有償プラグイン。32bit版しかないプラグイン「FI's Wrinkle」に置き換わるもので、サブパッチ状態でもうまく機能し、UVも維持される。
Wrinkle
「QWrinkle」と同様に、選択ポイントからエッジを切り開いて溝を掘る(or 盛り上げる)有償プラグイン。64bit対応。
Layout プラグイン
Grit Node
- GRIT NODE - Eetu Martola | katastro.fi (Internet Archive)
- LightWave Assets : Plugins - Grit Node
- LightWave - Desperately Seeking Grit Node - Foundation 3D Forums
狭い場所に錆(汚し)を生成するシェーダーノードプラグイン。
Anything Goos
- Digital Carvers Guild Anything Goos
- LightWave Assets : Plugins - Anything Goos
- Anything Goos for Lightwaveは使いやすい
こちらも汚しを生成するウェザリング用のシェーダープラグイン。以前は有償だったがオープンソース化された。
- Anything Goos lw2018 - splotchdog
- 有志によるv2018用の改変版。バンプチャンネルは正しく機能しないかも、とある。
なお、v2019からは凹凸部分に摩耗や汚しの効果を追加する「Patina(パティナ)」というノードが実装されたので記しておく。
AS cRotate
任意のアイテムを原点や座標系として、別のアイテムを回転や移動できる。ベースになるアイテムA(オブジェクト等)を選択して[cRot_MemItem]を押すとそれが記憶される。次に動かしたいアイテムBを選択して(カメラ等)、例えば[AS_cRotate]を押すとビューにハンドルが表示されAを中心としてBを回転させられる。[AS_vMove]であれば、AとBを結ぶ方向が一時的にZ軸として変更され、ハンドルを動かすことでその方向にBを動かせる。オブジェクトを中心としてその周囲を巡るようにカメラを動かしたり、オブジェクトに対してトラックアップやトラックバックする際に使う。
AutoRenderSaver
- Products > LightWave Plugins > AutoRenderSaver - TrueArt
- LightWave Assets : Plugins - Auto Render Saver
【F9】か[Render Frame]ボタンを押す度、レンダリング画像に自動で名前をつけて保存してくれる(PNG、アルファチャンネルなし)。プラグインをインストールしたら、[ユーティリティ(Utilities)]タブ>[プラグイン(PlugIns)]>[マスタープラグイン(Master Plugins)](ショートカット【Ctrl+Q】)を開き、[Auto Render Saver]を選択して有効化する。ダブルクリックしてオプションを表示し、レンダリング画像が保存されるフォルダを選択。初期設定だと[Pattern]欄が「Render_%04d.png」となっているが、この「%04d」は10進数値を0埋め4桁で表示することを意味するので(参考)、そのまま実行すると「Render_0000.png、Render_0001.png……」と保存ファイル名に4桁の連番が振られる。
Render Presets
- Render Presets | Johan Steen
- LightWave Assets : Plugins - Render Presets
- Lightwave 3D Render Presetsの使い方。 | 絵を描いてみる
レンダリング設定の保存と読み込みができる。
MG Import CSV motion
時刻とそのときの座標データを記したCSVファイルを読み込み、選択したアイテムを各時刻にその座標位置へ移動させる。ファイルの各行は「分:秒,X,Y,Z」の形式にしておく。例えば「10:12.64,2,3,1」などとする。
Trackmaster
地形に従ってタイヤ・車輪を動かす?(関連)
Trailer
指定したモーションパスに沿ってオブジェクトを変形し、アニメーションさせる。
Align And Distribute
- LightWave Assets : Plugins - Align And Distribute for Layout
- Align And Distribute for Layout - artssphere.com
Modeler プラグイン「Align And Distribute」の Layout 版。[変形]タブ>[配置]>[整列]/[配置](参考)とどう違うのかは知らない。
Zoom Limited Region
- LightWave Assets : Plugins - Zoom Limited Region
- Lightwave plugin: Zoom Limited Region - Joe Lertola Illustration
カメラビュー内の任意の領域を選択してそこから Shift Camera(シフトカメラ)を新たに作成。カメラビューに映る一部分を手軽にズームして見ることができる。クラシックカメラ、パースペクティブカメラ、シフトカメラで動作。
TrueMelt
指定したnullと交差する位置でオブジェクトが溶けるように変形する。
Newtonian Follower
- LightWave Assets : Plugins - Newtonian Follower
- Newtonian Follower for Lightwave 3D - Howler Digital Painter
ニュートン力学を使って、あるオブジェクトを別のオブジェクトにリンクできる。ヨーヨーやバネ、惑星の動きなどに応用可能らしい。
StarPro
宇宙空間生成。星の位置、明るさ、色は実際の星表を基にしている。
SolarSystem
- Products > LightWave Plugins > SolarSystem - TrueArt
- Star travel - NewTek Discussions
- SolarSystem v1.0 has been released! - NewTek Discussions
太陽系を生成する有償プラグイン。
Black & White
シンプルなグレースケールの画を出力する。
Blue Print
青焼(ブループリント)っぽい画を出力する。サーフェイス設定が上書きされるので注意。
Brushwave
- projects:brushwave [Incognitek]
- brushwave - BrushWave is a painterly rendering plugin for the 3D modeling and rendering software "LightWave 3D". - Google Project Hosting (Internet Archive)
- LightWave Assets : Plugins - BrushWave
絵画調NPRプラグイン。
HideInstances
ビューポートに表示されているインスタンスを非表示にする。プラグインをインストールしたら、[ユーティリティ(Utilities)]タブ>[プラグイン(PlugIns)]>[マスタープラグイン(Master Plugins)](ショートカット【Ctrl+Q】)を開き、[Auto Render Saver]を選択して有効化する。フレームスライダを動かして表示を更新。
cpSaveTransformed
- Lightwave | chris e. peterson
- LightWave Assets : Plugins - cpSaveTransformed
- Bake instances - NewTek Discussions
Layout で変形したオブジェクトの保存。選択したオブジェクト、もしくは全オブジェクトを保存できる「変形状態のオブジェクトを保存」と何が違うのかは不明。
32bit版でしか使えないプラグイン
FI's Wrinkle
Modeler 用のプラグイン。ポイントで選択されたエッジを切り開いて溝を掘る。64bit版がないのが残念でならない。作者は日本人の市川富士男(Fujio Ichikawa、別名F911)氏。64bitへの対応予定はないのかメールで尋ねてみたが、メールアカウントが消失したのか届かずにエラーで返ってきた。代替手段として64bit対応の有償プラグイン「QWrinkle」がある。
標準機能だと[マルチ加工]タブ>[拡張]>[エッジベベル](【Ctrl+B】)を使えば選択したエッジを切り開くことはできるが、溝までは掘れない。なお、近年は筋彫り(モールド)をスカルプトモデリングで作るのが主流らしい。
標準搭載プラグイン
[ユーティリティ]タブ>[プラグイン]>[追加プラグイン]にある。
DNA
LightWaveにデフォルトで入っている「DNA」というプラグイン,使い途が思いつかないけど面白い. pic.twitter.com/BrVTejoelm
— 大城 (@Magryllia) 2017年6月24日
Python Bake Instance (bake_instance.py)
インスタンスで複製されたオブジェクトを実体化するプラグイン。ファイルは「C:\Program Files\NewTek\LightWave11.6\support\plugins\scripts\Python\Layout\Generic」(v11の場合)などにあるらしい。
もしこれで出力した大量のオブジェクトをひとつのオブジェクトにまとめたければ、1ファイルに複数オブジェクトを格納できる COLLADA か FBX で出力してから、それを Modeler へ読み込んで1レイヤーにまとめればよい。他のプラグインを組み合わせる方法もあるらしい。以下参考。