科学
これですね(『メカ豆腐の復讐』所収) https://t.co/jlpP0F0285 pic.twitter.com/hS9OXuKCoA— TORI MIKI/とり・みき (@videobird) 2023年10月23日 大気圏突入の「だから摩擦熱じゃなくって断熱圧縮だろ!」(とり・みき)という話に関連して、ふと思い出し…
グレーター・アース月発電ステーションとは 2023年夏にESA(欧州宇宙機関)から「Greater Earth Lunar Power Station(グレーター・アース月発電ステーション)」という構想の最終報告書が発表された。ESAのDiscovery programmeにおける宇宙太陽光発電に関す…
はじめに 本記事は英語圏でSFFレビュアーとして知られるジェームス・デイヴィス・ニコル(James Davis Nicoll)氏による2012年のブログ記事を和訳したものである。ご本人の許可を得てここに公開する。ロバート・A・ハインライン『月は無慈悲な夜の女王』で描…
頒布物 翻訳に際しての参考文献 修正情報 初版第1刷→第2刷での主な修正点 初版第2刷→第3刷での主な修正点 補足1 補足2 補足3 補足4 通信販売 2023-08-17 前2作について 2023年8月に開催されるコミックマーケット102(C102)にサークル参加します。2日目(8月…
詳しい経緯は以下の記事に任せるが、本記事では本来フリーマン・ダイソンが想定していた構造物を「ダイソン群」、現在広まっている一体型の構造物を「ダイソン球」と記して区別している。 なぜ赤外線が出るのか 恒星を球殻で覆ったら排熱のせいで赤外線が出…
スペースコロニーの設定構築や考証用の参照先一覧と、いくつかのメモ。 関連主要SF 関連論文等 関連書誌 関連リンク バナール球か、バーナル球か、ベルナール球か 参考 オニール・シリンダーは2基でひとつ 参考 開放型円筒形スペースコロニー内部の大気循環 …
「ハードSFのネタ教えます」とは、かつて「いろもの物理学者」こと前野昌弘氏がSF大会で主催していた企画で、ハードSFネタに使えるかもしれない物理学の論文を紹介していくというもの。ご本人のサイトにもそのタイトルを冠したコンテンツがある。 ハードSFの…
雑誌『メカニックマガジン』(KKワールドフォトプレス)の永瀬唯氏による連載「Sciencecape & Technoscape(サイエンス&テクノスケープ)」(全21回)のインデックス。連載期間は『メカニックマガジン』1983年5月号〜1985年3月号(1984年1月号と1985年2月号…
雑誌『メカニックマガジン』(KKワールドフォトプレス)1981年11月号(創刊号)から1983年4月号まで、全18回連載された記事「ミッションGALパック」のインデックス。 GALパックとは何か?知っていても自慢にならないし、知らなくても恥にならないが、GALパッ…
4月16・17日に開催される「はるこん2022」はゲスト・オブ・オナー(主賓)がラリイ・ニーヴンなので(遠隔参加)、それに合わせて会場「サンピアンかわさき(川崎市労働会館)」でニーヴンのSFエッセイを翻訳した同人誌を頒布します。ディーラーズルームにて…
頒布物 翻訳に際しての参考文献 修正情報 初版第1刷→第2刷での主な修正点 通信販売 前作について 続編 2021年末に開催されるコミックマーケット99(C99)にサークル参加します。2日目(12月31日・金曜日)東L37b「スタジオ100光年」です。 スタジオ100光年 |…
地球-月圏を舞台としたSFにおいて、宇宙ステーション、スペースコロニー、小天体といった構造物の係留場所・係留地として使えそうな軌道についてのメモ。必要があってまとめていたものだが、いまだ調査不足の点がいくつも残っている。いかんせん素人の記事ゆ…
基礎知識 地球上における自然被曝量 放射線の人体への影響 宇宙線視覚現象(Cosmic ray visual phenomena) 宇宙放射線の種類 銀河宇宙線(Galactic Cosmic Ray; GCR) 捕捉粒子線(Radiation Belt Particles; RBP) 太陽粒子線(Solar Energetic Particles;…
頒布物 翻訳に際しての参考文献 修正情報 初版第1刷→第2刷での主な修正点 第2刷→第3刷での主な修正点 第3刷→第4刷での主な修正点 補足 今後の情報 2019-12-30 2020-04-17 通信販売 2020-02-10 2015年のヒューゴー賞について 続刊 2019年末に開催されるコミッ…
先日ジェフ・ベゾスによるブルーオリジン社の発表内でスペースコロニー構想(オニールシリンダー)が紹介され、ベゾスが「コロニーを可能にするためのインフラ構築が今の世代の仕事だ」と語っていた。 ジェフ・ベゾス氏がBlue Originの月植民計画と着陸船を…
先日、グレッグ・イーガン『シルトの梯子』Schild’s Ladder(ハヤカワ文庫SF)を読了した。シルトの梯子 (ハヤカワ文庫SF)作者: グレッグイーガン,Greg Egan,山岸真出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2017/12/19メディア: 新書この商品を含むブログ (6件) を…
はじめに ダイソン球とは何か ひとつながりの球殻構造物という誤解 ダイソンの論文 忘れ去られたダイソンの補足 近年の記事 ダイソンのインタビュー動画 誤訳による紛らわしい記述 発想源はステープルドン 本来のダイソン球の姿 名称の誕生と誤解の広がり 追…
はじめにテッド・チャンの短編SF「あなたの人生の物語」を原作とした映画『メッセージ』(原題:Arrival)が2017年5月に日本でも公開されるが、物理学者のスティーブン・ウルフラム氏がこの映画で科学考証(クレジット表記は「consulting scientist」)を担…
イオンクラフト(別名リフター)が浮上・飛行する原理を調べると「ビーフェルド・ブラウン効果」というものが出てくるので、それについてのメモ。結論を言うと要はイオン風の発生現象である。イオン風とは、高圧放電により発生したイオンに衝突された中性分…
こういうニュースが流れているのを知った。 水中を魚のように泳げる人工エラ「Triton」--“海のトリトン”になれるかも - CNET Japan すごくない? くわえるだけで水中呼吸が可能になる人工エラ『Triton』 – DIGIMONO!(デジモノ!) 人間が魚気分を味わえる…
発端 息をしなくても酸素呼吸ができる粒子を発明! - IRORIO(イロリオ) 面白そうなニュースだが、なぜ情報源となった英語の記事やプレスリリース、論文などへのリンクがないのか?(この不満は日本語圏のWebで科学系ニュースを配信しているほとんどの媒体に…